自分にはチャンスが回ってこないと思っている人の大半が、
チャンスが回ってくるための行動をしていません。
打席に立ちたいのなら、監督の見ているところで素振りをしないといけないのに。
ただ、結局それで結果が伴うかどうかは、監督の見ていないところで
どれだけ素振りできたかによることは言うまでもありません。
成功のステップを大きく分類すると以下のように考えることが出来ます。
- 準備をする。
- アピールする。
- 結果を出す。
この手順を踏まなければよっぽど運がよくないかぎり成功できません。
結果出すためには、その準備は欠かせませんし、
その機会を得るアピールも必要になってきます。
それなのに、多くの人が準備はできていてもアピールができていない。
または、アピールはできているのに準備ができていないのです。
仕事においてもそれは同じことです。
たとえ素晴らしい商品を開発したとしても、
それをアピールしなければ売れることはありません。
逆に、粗悪な商品をいくらアピールしても売れることはないのです。
これはとても基本的なことで誰もが分かっていることなのに、
それでもどちらかが欠落していることが多いのです。
その理由として、性格的な得意不得意があるからだと思います。
準備をすることが好きな人は、アピールすることが苦手。
またその反対のケースです。
準備とアピールで求められる気質(性格)は大きくことなります。
前者は内向的な気質、後者は外交的な気質の人が得意としています。
そのため、やらないといけないと分かっていても、
苦手な片側にはどうしても腰が重くなってしまうのです。
ですが、成功には必ず準備とアピールの両面が必要です。
そこをしっかり再認識して、両面を満たす努力しなければなりません。
ただし、苦手なことを人に任せてしまうことも当然ありだと思います。
もしアピールが苦手であれば、それを得意とする人にお願いするのです。
必ず両方をひとりでやらないといけないルールはないわけですから。
いくら待っていてもおそらく最後までチャンスは回ってきません。
チャンスをいただくアピールと、そのチャンスを活かす準備をしていきましょう。
診断テストの紹介
自己分析診断テスト「ポテクト」で強み・弱みを徹底分析! 無料版あり
おすすめ本
自分の小さな「箱」から脱出する方法
身の周りの人間関係はすべて自分が原因で引き起こしている。それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」である。「どうして彼は問題ばかり起こすのか?」「なぜパートナーは勝手なことばかり言いだすのか?」 こうした問題を、私たちは「相手の問題」と考えがちだが、本当の問題は「自分」にある。
読み進めるうちに、家庭や職場での人間関係を深め、十分な成果を出す環境を作る方法を学べる。世界的ベストセラーであり、日本でも25万人が読んで大反響を巻き起こした名著。