大人になると、人に注意してもらえることが少なくなります。
子供であれば、それを注意してくれる親や大人がいたわけですが、
大人になるとよっぽどのことがないかぎり誰も指摘してくれないものです。
仕事に対してであれば、職場の上司が注意してくれるかもしれませんが、
プライベートでの素行については、ほとんどの上司は関心がないのです。
つまり、大人になると、ほぼ自己責任で考えて行動しないといけません。
悪い事を悪いと気づけるのが自分であり、直すのも自分次第になってきます。
それは、本当に難しいことで、大変なことになります。
そう考えたとき、もし大人になってからも、
人としてのあり方を注意してくる人があなたの周りにいれば、
それは本当にありがたいことだということです。
その人こそ大切にしないといけません。
ですが、大人になると、どうしても変なプライドがついてしまい、
他人から人としてのあり方を注意されることに強い抵抗を感じます。
そして、そんな人を遠ざけようとしてしまいます。
もう一度言いますが、そんな人こそ大切にしないといけません。
もしあなたが、夫(嫁)や両親、親友から、
人として注意してくれることに嫌気がさしていたのなら、
今後はそれを改めて、逆に感謝してください。
大人になると、誰もがあなたに無関心になっていきます。
あなたに真剣に向き合ってくれる人は、本当にごく少数です。
その少数の人をありがたい存在だと気づき、受け入れましょう。
大人になってから注意してくれる大切な人に気づいてください。
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