違うところから、違うものを見ているのは 無関心
違うところから、同じものを見ているのは 関心・反発
同じところから、同じものを見ているのは 好意・共感
同じところから、違うものを見ているのは 愛情・信頼
私は心の距離感をこのように定義しています。
ポイントは、反発は無関心よりも心の距離が近く、
好意・共感の手前にあるということです。
つまり、反発を感じるということは、それはその人に関心があることであり、
それを乗り越えれば、好意や共感に変わる可能性があるということです。
私自身、今とても仲良くしている友達の何人かは、
初対面のときに印象が悪く、反発していましたが、
あるきっかけで好意・共感に変わったという経緯があります。
つまり、反発を覚えるというのは、見方を変えてやれば、
深い関係になれるチャンスということでもあるわけです。
そのように前向きに考えられるようになると、
人への反発を好意的に捉えることができるようにもなるのです。
自分が相手とどのくらいの距離があり、
そのときにどんな感情が芽生えるかを知っておくと、
対人関係が上手くいくようになってきます。
反発を悲観的ではなく、好意的に捉えられるようになると、
人を許せるようになり、自分を許せるようになります。
その結果、人生が楽しくなってくるのです。
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