激流、濁流に揉まれた石は、角が取れて丸い。
清流に沈む石は、いびつで刺々しい。
そして簡単に割れる。
これは、人も同じこと。
激流、濁流の中に自ら飛び込み、動き回り色んな障害に当たって砕けてきた人は、
角がとれて動き始めることに抵抗が少なく、人としても丸くなる。
そして、ちょっとした障害では諦めず、心が折れ(割れ)ない。
つまり、己を磨き、人として大きく成長するには、
どれだけそんな場所に身を投じることができるかが重要となる。
でも、激流、濁流に身を投じるには準備と覚悟が必要では?
そんなふうに、どうなるかを考えたらまず飛び込めない。
大きなことにチャレンジするには、ときに結果を考えず激流、
濁流に身を投じる覚悟も必要。
つまり、結果どうなるかでなはく、飛び込みたいかどうかで決める。
結果を考えたら、溺れて浮かび上がれないという結果にしかならないのだから。
飛び込んでみたら、ワラをも掴みたくなるピンチもあるが、
バタつく元気さえあれば簡単には人は死なないもの。
それに、頑張り続けていれば、浮き木を投げ入れてくれる人、
船に乗せてくれる人がに多いことに気づくはず。
でも、一緒に飛び込む身内が足かせになるのでは?
相手の理解がないと、お互い自分だけが助かろうと相手にしがみつき、
結果どちらも沈む。
でも、相手の理解があれば、お互いが励まし合って助け合うことで、
かえってバタつける元気にもなる。
そうであれば、ひとりで飛び込むよりもずっと頑張れる。
ようは、飛び込みたいか、そうでないか。
結果「どうなるか」ではなく、現在「どうしたいか」で決める。
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