あなたのまわりに、無条件で応援したくなる人が一人や二人はいると思います。
そういった損得感情抜きで応援したくなる人の人柄を考えてみてください。
色々な答えが浮かぶと思いますが、
一番は「情熱をもって人のために頑張っている人」ではないでしょうか?
人は、情熱を持たずに嫌々・渋々・何となくでやっている人を応援する気になれません。
情熱は持っているが、それが自分のことしか考えていない場合や、
人が嫌がることであったら、それもまた応援する気になれないと思います。
人は、自分のことよりも人のために全力で頑張る姿に惹きつけられるのです。
逆に、あなたが無条件で応援された経験を思い出してみてください。
特別な事情がないかぎり、おそらく家族や親族、親友の顔が浮かんできたはずです。
彼ら(彼女ら)は、どんなときでもあなたのことを応援してくれます。
そのとき、「応援しているよ」と言葉をかけてもらえると、
頑張ろう、やってやろうという熱い気持ちになれます。
そして、そんな応援してくれる人たちのために、
今度は自分が応援(恩返し)をしてあげたいという気持ちが芽生えてきます。
人は、応援されると逆に応援したくなるのです。
とはいえ、仲の良い一部の人からの応援はあるものの、
知らない人から無条件で応援されることは、ほとんどないはずです。
それは、あなたを深く知らない人があなたを無条件で応援しなくなるほど、
「情熱をもって人のために頑張っている」という想いが伝わっていないのです。
まだ自分の保身や人の目を気にして情熱を注ぎきれず、
人のために頑張り切れない自分がいるのです。
自分のことを知らない多くの人から応援してもらえるようになるには、
このような自分都合の考えから、人のためにどれだけ情熱を持って取り組めるかという、
利己の意識から利他の意識への意識改革(自己成長)が必要になってきます。
つまり、多くの人から応援されるようになるには、まずは情熱をもって人のために頑張ること。
そして、自分が人を無条件で応援してあげることが大切なのです。
あなたの近くにも、そういった領域まで達している人がいるはずです。
そんな人はいないと思う人がいれば、それはあなたがまだ気づいていないのです。
人は、意識を持ってアンテナを張っていないと身近な存在にでも気づくことができません。
そんな見本となる人を、探し、もっとよく見て、真似することが一番の成長の近道だと思います。
「応援されない」「応援してくれない」と思うのは、あなたの行動と意識の問題です。
自分が変わらないで、まわりが変わることはありません。
自分が変わると、まわりが変わるだけなのです。
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この記事を書いた人
- ポテンシャライズ 代表 / 藤浦就活塾 塾長
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採用・就活アドバイザー / ポテンシャライザー(潜在能力を引き出す人)
愛知県を中心に、学生の生きがい就職の支援、人が笑顔になれる職場づくりの支援、人が資質を活かし伸ばせる社会づくりの支援に取り組んでいる。
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