「お前の考えていることは素晴らしい」ではなく、
「お前のやっていることは素晴らしい」でもなく、
「お前のやっていることなら素晴らしい」と言われる人になれ。
「思い」が褒められるようになって半人前、
「こと」が褒められるようになれば一人前、
「人」が褒められるようになったら一流です。
例えば、「ノルウェイの森」、「1Q84」は面白いと言われるのではなく、
「村上春樹の本」は面白いと言われているから一流なわけです。
人に喜ばれることを考えることは素敵ですが、
それを行動に移さなければ、価値がありません。
人に喜ばれることを行動できることは素敵ですが、
それが一時的な行動で終わったら、その価値は広がりません。
人に喜ばれることを繰り返し行動できるようになることは素敵です。
そんなあなたの行動に感化されて周りの人が共感し、
その価値は周りに広がって大きくなっていきます。
つまり、思うだけよりも行動する。
行動するだけよりも、行動を継続することに特別な価値があるのです。
あなたのやることなら、それは素晴らしいことだろうと思わせるだけの、
人になることで、あなたの周りにはたくさんの人が集まります。
そして、その素晴らしい考えや行動は、その周りの人たちを経て、
次第に大きく広がっていくのです。
人は、何をやるかでは心は簡単には動きません。
人は、誰がやるかで心が動くのです。
思いから「こと」へ、ことから「人」へ。
周りから人を褒められるようになれば、それは一流です。
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