何となく苦手なタイプだから、この人には近寄らないってことありませんか?
私は、今まで人の好き嫌いが多かったため、何度もそうした対応をしてきました。
ですが、最近は近寄らないで避けることをやめて、
できるかぎり近寄ってから避けるかどうかを決めるように心がけています。
それは、苦手なタイプに近づくことは、学びが多いと感じているからです。
自分が得意なタイプというのは、抵抗なく許容することができる
自分の常識という枠組みの中で収まる人に該当します。
逆に、苦手なタイプは、その枠組みで収まらない人になるわけです。
つまり、自分の常識という枠組みに収まらない人と接することは、
それだけ学ぶことも多いということです。
人は、当然ながら今までの価値観で許容できることを好みますが、
それは自分に変化を生み出さないことでもあります。
変化が成長の促進剤と考えた場合、
現在の価値観で許容できることばかりを好んでいては、
自分自身の成長にならないといえるわけです。
そう考えた場合、自分をもっと成長させるためには、
現在の価値観では許容できない人にも近づくことが必要になるわけです。
大きく変わるから「大変」と書くといわれています。
つまり、自分が大変(苦手で近づきたくない)という感情こそ、
自分が大きく変わる(成長)の促進剤と考えることができるわけです。
何となく苦手なタイプを避けることは、自分の成長を停滞させます。
「苦手なタイプに近寄る」ことは、「自分を成長させるチャンス」と考え、
勇気を出して一歩近寄ってみるのはどうでしょうか。
実際に関わってみると、先入観では感じられなかった一面も多く、
自分の大きな成長に繋がることも多いはずです。
人を先入観で判断しないことが、自己成長を促進させるのです。
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