想定ケース
みんなで集まって、紙とペンを使って「ジョハリの窓」ワークショップを実施。
事前準備
ジョハリの窓ワークシートを用意
以下のようなワークシートを用意します。※テンプレートを活用してください。

テンプレートのダウンロード(無料&登録不要)
選択する項目(資質や性格)の設定
独自に項目(資質・性格)を設定したい場合は、下図の赤枠部分に10~20種類の性格や資質(優しい、几帳面、頑固など)を記入します。

ジョハリの窓の項目例
①頭が良い、②発想力がある、③段取り力がある、④向上心がある、⑤行動よくがある、⑥表情が豊か、⑦話し上手、⑧聞き上手、⑨親切、⑩リーダー資質がある、⑪空気が読める、⑫情報通、⑬根性がある、⑭責任感がある、⑮プライドが高い、⑯自信家、⑰頑固、⑱真面目、⑲慎重
なお、上記は仲間同士でやる場合の項目例となりますが、まだお互いをよく知らない場合は以下のような印象を中心とした項目がおすすめです。
①頭が良さそう、②センス良さそう、③真面目そう、④意志が強そう、⑤前向きに考えそう、⑥情熱がありそう、⑦行動力がありそう、⑧社交性がありそう、⑨信用できそう、⑩人に慕われそう、⑪優しそう、⑫常識がありそう、⑬プライドが高そう、⑭落ち着きがありそう、⑮頑固そう、⑯根性がありそう、⑰細かそう
※注意)これらの項目例は適性診断ポテクトの50の資質からバランス良く集約抜粋したものです。他のサイトでも同様の項目例が紹介されていますが、これらがジョハリの窓の標準的な項目ではありません。
実施日までに用意するもの
- ジョハリの窓の実施シート×人数分
- 大きめの付箋(またはメモ用紙)×人数分 (無くてもできるが、あると便利)
- 筆記用具(できれば同じ種類もの)×人数分
ワークショップの進め方と注意点
ワークショップの実施の流れ


- 知人を4~8人程度集め、それぞれ実施シート(と大きめ付箋)と筆記用具を準備します。
- 自分の性格だと思う要素を「あらかじめ記入しておいた性格や資質」から複数選び、その番号を紙(付箋)に書き出します。
- 相手の性格だと思う要素を同じく紙(別の付箋)に書き、その人に渡します。(これを人数分繰り返す)
- 全員分書き終わると、手元に自分と相手の数だけの紙(付箋)が揃います。
- 自分が書いた番号と相手が書いた番号が重なっている場合、その番号を(A)開放の窓に書きます。
- 相手が書いて自分が書いてない番号を(B)盲点の窓に書きます。
- 自分が書いて相手が書いてない番号を(C)秘密の窓に書きます。
- 誰も書いてない番号を(D)未知の窓に書きます。
- 書き出された結果を確認することで、自分と他人の認識の違いを確認できます。
- 最後に、参加者全員でディスカッションして結果に対する理解を深めましょう。
ワークショップでの注意点
- 1つのグループの人数が多い場合や、1人が沢山の性格(資質)を選んでしまうことで、(D)未知の窓に1つも書き込めずに(B)盲点の窓や(A)開放の窓が多くなってしまうことがあります。それにより間違った自己理解に陥らないように、番号を記入する際に番号の隣に選ばれた回数(人数)を記入(例: ⑥×2、⑫×3)しておきます。
実施人数が多い場合は、1人が沢山選べないように(選択していいのは項目数の半分までといった感じで)あらかじめ選択数の上限を設けておくのもいいかもしれません。 - (B)盲点の窓や(A)開放の窓が多くなってしまった場合、選ばれた回数が1回だけの場合は「ほとんどの人からは選ばれていない」と理解していただくことをおすすめします。たった1票を過度に受け取ってしまうと、理解が深まるどころか反って混乱してしまうことにつながります。
偏りが大きい場合には、メンバーから1回だけ選ばれて(B)盲点の窓に入った性格(資質)を消して、(D)未知の窓に移動するのもいいかもしれません。同じようにメンバーから1回だけ選ばれて(A)開放の窓に入った性格(資質)を(C)秘密の窓に移動します。 - ネガティブな性格(資質)を誰から指摘されたか分かることで傷つくことを避けたい場合は、全員同じペンを使って記入する、番号記入式ではなくチェック式にする、付箋を回収後にシャッフルしてから本人に手渡す、本人に紙を渡さすに進行者が読み上げるなど、実施方法を工夫してみてください。ビジネスにおいては、お互いの弱みをしっかり言い合える関係も大事だとは思いますが……。
- ジョハリの窓ワークショップ実施のメリットが大きくデメリットが小さくなるように、進行者(ファシリテーター)がポジティブな言葉がけや柔軟な受け取り方のヒントなど、適時フォローしながら実施することが大切になってきます。
