適性検査の選び方

はじめに

こまる

はじめまして。中小企業で人事を担当している花羽田 小丸(はなはだ こまる)です。

社長から、適性検査を導入したいから色々と調べておいてと言われたのですが、調べてみてもイマイチよく分からなくて困っています。

知り合いから、履査 有知子(りさ あちこ)さんが適性検査に詳しいと伺ったのですが、相談させてもらっていいですか?

あちこ

はい。私で分かることなら。

適性検査の絞り込み

目的は、採用選考? 人材育成? 組織開発?

こまる

適性検査で調べてみると、種類がたくさんあって、どうやって絞り込んでいいのか分からないですよね。

全部調べていたらすごく大変ですし……。

あちこ

そうですね。

適性検査と言っても、目的や用途に応じてたくさんの種類があります。

大きくは「企業向け」「学校向け」と分けることができますが、今回は企業向けでいいですね。

さらに、企業向けの中でも「採用選考」「人材育成」「組織開発」と分けることができますが、今回の目的はどれにあたりますか?

企業向け適性検査の用途分類一覧表

採用選考:主に社員を採用する入社試験において、書類や面接選考とは別に客観的な選考判断ツールとして利用する。
人材育成:社員教育において、自己理解やチームビルディングを促進するための客観的な分析ツールとして利用する。
組織開発:社内の組織分析や人事異動などの組織最適化において、社員の適性や相性を分析するツールとして利用する。

こまる

あっ、企業向けといっても色々とあるのですね。

今回は、採用選考での利用が目的になりますが、採用と育成と組織開発向けでどんな違いがあるのですか?

あちこ

基本的には適性を分析するという部分は一緒ですが、目的に合わせて分析内容が最適化されています。

人材育成であれば、社員研修で使いやすい分析結果、組織開発であれば、チームとの相性といった結果が出力されるといった感じです。人材育成に使うのに、採用するかしないかといった判断は必要ないですからね。

他にも、採用選考と人材育成の両面を持つ内定者辞退防止という目的で使われるケースもありますね。今回は大まかに分類していますが、他にも面白い活用方法があると思います。

そうはいっても、採用選考での利用ニーズが圧倒的に多いので、ほとんどの適性検査は採用選考向けで、その中で人材育成や組織開発でも使えるオプションがあったり、一部では特化している適性検査もあったりするという理解でいいと思います。

こまる

なるほど。まずは目的に合った適性検査で絞り込むことですね。

使うタイミングは、序盤? 中盤? 終盤?

こまる

目的は採用選考と決めて探そうと思っても、その中でたくさんあるってことですよね。

以前、「適性検査 採用」というキーワードで検索してみたのですが、たくさん候補が出てきて大変でした……。

あちこ

そうですね。

適性検査といえば、1つ2つとても有名なものがありますが、適性検査というサービスがあまり一般的なメディアで取り上げられることが少ないので、初めて名前を聞く適性検査も多くて抜粋するだけでも難しいと思います。

こまる

そうなるとやっはり、知っているサービスから選んだほうがいいですかね?

あちこ

確かに誰もが知っているだけあって、信頼できるサービスが多いと思います。

ただし、懸念すべき点としては、有名であることで攻略本が何冊も出版されているので、それを見てから受験されてしまうことがあります。

もちろん、ライアースケール(嘘を見抜く指数)なども搭載されていますが、あくまでも嘘をついている可能性がわかるだけなので、それで本当の適性がわかるというわけではないですからね。

こまる

では、知らないサービスからどうやって選べばいいですかね?

あちこ

まずは、採用選考の中でも適性検査をどのフェーズ(タイミング)で使うかで絞り込んだほうがいいですね。

採用選考のどこで使うか、そこで使うことでどんなメリットを得たいか、そういったことを洗い出すことで、探すべき適性検査が見えてきます。

例えば、選考の序盤で採用水準を満たしているかチェックしたい場合、中盤で適性を詳しく知って面接中に使いたい場合、終盤で内定可否の最終判断の材料に使いたい場合と、使うタイミングによって使うべき適性検査も変わってきます。

採用選考フェーズにおける適性検査の用途分類一覧表

選考序盤:選考序盤で、多くの候補者に適性検査を実施して、企業が求める水準を満たしているかチェックしたい。また、次の選考に進む候補者を絞り込みたい。
選考中盤:選考中盤で、面接に進んだ候補者に適性検査を実施して、面接で確認すべきポイントを把握したい。また、面接では気づきにくい部分を把握したい。
選考終盤:選考終盤で、選抜された候補者に適性検査を実施して、面接では見抜きにくい適性の確認をしたい。また、最終的に内定を出す候補者を決断したい。

こまる

なるほど。

確かに、序盤で使うなら気軽にやれて、結果もシンプル、そしてリーズナブルだと嬉しいですよね。逆に終盤なら本格的で詳しい情報を知りたいです。

うちの場合は、そもそも応募者数も少なく全員面接しているので中盤か終盤になると思います。

あちこ

そうしますと、適性検査でしっかり候補者の適性が見抜けるものが良さそうですね。

こまる

実施回数も少ないですし、1件1件に少し費用はかかっても採用可否の判断にしっかり使えるものがいいと思います。

使いやすいのは、ペーパーテスト? Webテスト?

あちこ

あとは、実際に利用するときの使いやすさも重要になってきます。

こまる

使いやすさとは?

あちこ

例えば、適性検査の実施方法1つ取ってみても、会社に来てもらうペーパーテストから、自宅からパソコンやスマホなどでやるWebテスト、一部の大手企業が提供するテストセンターと呼ばれる特設会場で受けるものまであります。

他にも、実施してから出力されるまでかかる時間や、実施から出力までの手続き結果の管理方法、あとは、導入にかかる期間やコストも見ておきたいところですね。

いくら内容的に良さそうな適性検査であっても、使い勝手が会社の選考方法に合わないのであれば導入しづらいと思います。

最近では、パソコンを持っていない学生さんも多く、スマホ対応していないと困ってしまうといったこともあるようです。

こまる

なるほど。

うちの場合は、人数も少ないので社内でペーパーテストでもいいのかな……。でも、こちらの手間も多そうですよね。

とはいえ、あらかじめ自宅でWebテストをやってもらうとなると、不正されないかといった不安もありますし……。

あちこ

では、実施方法によるメリット・デメリットを少しまとめてみますね。

適性検査の実施方法別のメリットとデメリット一覧表

ペーパーテスト:監視下での実施になるため不正を防ぐことができるが、作業負担が大きいので受験者数が多い場合は向いていない。他の実施方法に比べて結果出力に時間がかかることが多い。
Webテスト:企業も実施者も負担が軽いので受験者数が多くても対応しやすいが、監視外での実施になるため不正を防ぎにくい。不正を防ぎにくいことを除けば、パフォーマンスが高い。
テストセンター:企業の負担は軽いので受験者数が多くても対応しやすく、監視下で実施されるので不正も防ぐことができる。費用が高くなることが多く、都市部以外の地域では受験しづらい。

こまる

うーん、これを見るとWebテストに惹かれますが、少し手間でも目の前でやってもらうペーパーテストがうちには合っているのかもしれませんね。

あちこ

それなら、ペーパーテストとWebテストを組み合わせた「社内Webテスト(インハウス)」はいかがでしょう。

Webテストを社内に来てもらって実施してもらう方法です。これですと、不正が防止できてペーパーテストより作業負担が軽いというメリットがあります。

もちろん、Webテストにかかる時間を確保しないといけない、実施してもらう端末(PC・タブレットなど)を用意しないといけないデメリットはありますが。

こまる

それはいいですね!

うちのような応募者が少ない企業なら、一人あたりにかかる時間が長くなることはあまり気になりませんし、面接の前にやってもらうようにすれば二度手間にもならないですしね。

これならペーパーテストとWebテストのいいとこ取りができる感じです。

あちこ

それは良かったです。

ただし、適性検査と面接を続けてやる場合は、分析結果をじっくり確認できないので、面接後の内定を決断する材料として使うといいかもしれませんね。

こまる

ここまでで、ずいぶん絞り込めたと思います。

あとは実際に探すだけですか?

あちこ

いえいえ、ここまでで大きく絞り込んだだけで、実際に適性検査を選ぶにはまだまだ絞り込みが足りていません

こまる

えっ、まだまだですか……。

これまでの絞り込み内容一覧
あちこ

ここからさらに、適性検査の分析内容の特徴で絞り込んでいく必要があります。

カレー選びに例えると、ここまでで外食するか自宅で食べるか、レトルトにするか本格的に作るかを決めたので、ここからどんな味のカレーにするかを決める感じです。

適性検査の分析内容にも開発会社のこだわりが当然ありますので、こまるさんの会社が求める分析内容とマッチしているか確認していきましょう。

こまる

求める分析内容ですか……。

パッと思いつきませんが、どうすればいいですかね?

あちこ

では、主な分析内容を「学力・能力」「性格・適性」「専門性」の3つに分類して紹介しますね。

適性検査の種類別分析内容一覧表
あちこ

ここで、1つ質問させてください。

適性検査で知りたいことは、学力・能力ですか? 性格・適性ですか? または、その両方ですか?

こまる

うーん、どうだろう。

性格・適性は絶対に知りたいですね。学力・能力は分かったほうがいいですかね?

あちこ

職場で必要となる能力水準や業務における必須能力があるようならば、それを見極めるために使いたいところですね。

こまる

なるほど。

うちの会社の場合、能力的な水準は特に設けていないですし、無いと困る必須能力も入社の段階ではありませんね。

あちこ

それなら、性格・適性をしっかり分析してくれる適性検査だけで良さそうですね。

必要以上の適性検査は、会社の負担も大きくなりますし、受験者の負担も大きくなるのであまりおすすめできません。

^^^^^^^^^^^^^^^^^ 現在、続きを作成中です ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

適性検査おすすめ

適性検査導入

適性検査選び方

適性検査無料

適性検査リーズナブル

適性検査性格

適性検査すぐ

適性検査即日

適性検査体験

適性検査実績

適性検査有名

適性検査活用

適性検査進め方